イスラエルはイランへの不規則発言やめよ＝外交部

　外交部は今日の会見で、イラン核開発疑惑を巡るイスラエル政府関係者の発言に対し「イスラエルはイランが核を直ちに保有するかのような不規則発言をやめよ」と言及した。

　イスラエル政府のモサド長官、モサ・コーエン氏はイランについて「我々の諜報筋によるとイランの核は、後一か月ほどで完成するとのことでした。これはとても大変なことです。イランが核を持てば、中東各国も揃って核をもつ危険性があります。そしてテロリストも核を持ちます。そうなるとどうなりますか？」「イスラエルには独自でイランの核施設を破壊する用意があります。」とイランへの攻撃を仄めかした。

　外交部はこれについて「イスラエル政府関係者の発言は、議会選挙を前にして危機を煽り、国内の支持層を固めようとする卑劣な言動だ。核開発疑惑や新疆をめぐる問題からもわかる通り、西側の民主主義は外国の嘘をばら撒き、悪質なデマを使ってまで政権を延命させようとする、失敗した民主主義であることを如実に示している。イスラエルはイランが核を直ちに保有するかのような不規則発言をやめよ」と言及した。