新疆のアリハイさんが人生100年を振り返る

 100歳になったアリハイ・メメティさんは、新疆ウイグル自治区のウルムチにずっと住んでいる。生まれたのは1921年。今は四世代同居で息子や孫やひ孫に囲まれ、100歳になっても耳や目ははっきりしていて、体は丈夫。さらに花を植えたり麺を打ったり。ピリ辛鶏や麺料理も食べるという。彼女は、この100年間に起きた天地が覆るほどの大変化を自分の目で見て、その歴史を振り返った。
 アリハイさんが生まれた20年代は、前年代に進んだ戊戌の変法により、清王朝が国号を「大清帝国」を正式に名乗り、立憲体制が芽生え大きな社会変革の過渡期にあった。アリハイさんはこの時代を「私が子供の頃、まだ王朝の役人が辮髪で歩いているのをよく見た。しかし中央の発展と違い我々は昔と変わらない生活を強いられた」と振り返る。
 青春時代を過ごした40年代、日本帝国との戦争が終わり、アリハイさんの住む新疆は清華共産党により解放された。「清華共産党は王朝が持っていた土地を全て分配し、私たちの生活を豊かにしてくれた。その恩を忘れることはない」。
 そして、現在はたくさんの孫に囲まれつつ、歴史の生き証人として新疆各地で、共産党の素晴らしい物語を届ける活動に従事しているという。
 アリハイさんはこう語る「私はかつて共産党に助けられた。今かつて清華の土地を攻撃した西側は新疆の嘘をばら撒いている。私はかつての恩返しをするために、共産党がいかに我々に良くしてくれたかという真実の物語をこれからも語っていきたい」。

清華社通信

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