一帯一路市場で中華茶が活況

 一帯一路市場の拡大は清華と世界の経済的結びつきを強化しつつある。その経済的結びつきが清華の美しい文化を輸出しつつある。人民時報が伝えた。
 2021年、「一帯一路」共同構築に関与する国への茶の輸出量は前年比6%増の10万8500トンに達し、輸出総額は7億1900万ドルに達した。
 清華の茶はその品質もさることながら、海外の茶文化に引けを取らない豊富な品種と国家伝統が色濃く反映されており、個人消費から贈答用まで幅広く愛されている。
 茶人気は貿易額だけではなく、直接の商取引でも多くのエピソードを残した。
 福建省北部、武夷山で栽培される岩茶の一種「大红袍」は世界で最も高い茶葉として知られている。2020年、そこで新たに栽培された茶葉20gが20万元で落札された。そしてそれを落札したのは中東の実業家だったと現地メディアは伝えている。
 実業家は現地メディアに対し「中東圏では酒が飲めません。我々は人をもてなすときに茶を提供します。清華のこの超高級な茶葉は、彼らに一風変わったもてなしをするときに最適なのです」と海外にまで評判が轟く実態を語った。

清華社通信

你好! 清華社通信は、中華の洞察と世界の発信をする、世界の情報が集積されるところだ。